映画「グリーンブック」のキャデラック

2019年3月8日
Posted by: Yuki.H

またしても映画ネタになってしまいますが…。

2019年度アカデミー賞で作品賞に輝いた『グリーンブック』。

人種差別が色濃く残る1960年代のアメリカ南部を舞台に、黒人の天才ピアニストとイタリア系白人運転手の2人が旅を続けるなかで衝突しながらも友情を深めていく姿を、実話をもとに描いたドラマです。

ロードムービーで重要なポイントが、主人公が乗る車です。

この映画では、往年の高級アメ車・キャデラックが登場しました。

モデルは恐らくドゥビル セダン(Cadillac Sedan DeVille)です。

ターコイズブルーがスクリーンにとても映えていました。

ピーター・ファレリー監督のインタビュー記事によると、「なぜ車をブルーにしたかというと、脳が認識しやすいからです。観客にとって観やすくしたい、という意図でブルーにしました。」とのこと。

映画の中で雪道をものともせず疾走し、ニューヨークの都会の風景にも南部の田舎道にもマッチするのは、やはりミドルサイズではないこの時代の大型キャディーですね。