
F1バーレーンGP 2025年 FP2

マクラーレン、F1バーレーンで衝撃の1-2!ピアストリがトップタイムを叩き出すー2025年シーズンは“オレンジ旋風”が主役か?
開幕戦を前に、バーレーンの夜が熱く燃えた。
2025年4月11日、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われたフリー走行2回目(FP2)にて、マクラーレンのオスカー・ピアストリが1分30秒505の最速タイムを記録。
チームメイトのランド・ノリスも0.154秒差で2位につけ、オレンジ軍団が堂々の“ワン・ツーフィニッシュ”を達成した。
この快進撃は、単なる偶然ではない。マクラーレンのマシンはストレートでも中速コーナーでも安定した速さを見せ、予選・決勝への本気度を感じさせるパフォーマンスだった。
メルセデスのジョージ・ラッセルが3位、フェラーリのシャルル・ルクレールが4位、そして注目のルーキー、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が堂々の5位にランクイン。
期待の若手がいきなりベテランにプレッシャーをかけ始めている。
また、レーシング・ブルズのイサック・ハジャーが6位、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は7位、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は8位と続いた。
波乱があったのはアストンマーティン勢。フェルナンド・アロンソは走行中にステアリングホイールが突然外れるというアクシデントに見舞われたが、幸いにもクラッシュには至らず。ピットへ自力で戻り、マシンも無事。
「ステアリングが外れるなんて想定外。でも無事でよかった」と本人はコメントしている。
FP2では、各チームがロングランと予選想定走行を並行して実施。タイヤの使い方、ERSマネジメント、冷却性能など多岐にわたるテストが行われ、各陣営の真の実力が垣間見えるセッションとなった。